[Jsac-chubu-jonin] 2023年度の討論会の開催担当につきまして
jsac-chubu-jonin @ jsac.jp
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2021年 9月 17日 (金) 18:25:27 JST
(公社)日本分析化学会中部支部
2021年度常任幹事 各位
栗原です。
2023年度の討論会の開催担当につきまして、前回の審議以降、いくつかの地域へ依頼を行ってきました。また内村先生には北陸地区での議論を行っていただきました。が、私の力不足により、未だ決まっておらず、かなり苦慮する状況となっております。
そこで、常任幹事会の皆様へこれまでの状況を説明し、ご意見をお伺いしたいと思います。
これまでにお願いした皆様それぞれ事情があり、私自身も下記の通りかなり厳しい状況にあることから、担当履歴は重視しつつ納得して受けてもらえるために、判断が苦しい状況にあります。
○ 今後、別の地区や大学にお願いをしてみることはできますし、それは厭いませんが、これまでの経緯から、同じことの繰り返しになる可能性もあります。
○ どうにもならない場合には、常任幹事会等で公平な仕組みを作り、投票を行うことも考えています。皆様に納得していただける公平な投票の仕組み(投票対象や投票者をどうするか等も含めて)が作れれば、有効かもしれません。「*現段階では、これを原案として考えています。*」ただし、皆様に納得していただける必要がありこれが課題と思います。これにつきましても、皆様のご意見をいただければと思います。
○ また、担当していただいた地区や大学の負担軽減やメリットになることも考えないといけない気がしています。夏期セミナーの免除や準備金の支援など。
○ その他のお気づきの点やご意見もよろしくお願いいたします。
私個人宛の連絡でもかまいませんので、ご意見をよろしくお願いいたします
以下は、以前に審議してしていただいた以降の経緯です。
(1) 富山地区に開催のお願いをしたところ、静岡、三重、福井でも開催の検討をしていただきたいというご意見でしたので、これらの地区に開催のお願いをしました。(下記の【富山地区】1)
(2) 静岡、三重、福井からの検討結果は下記の通り(【三重地区】、【静岡地区】、【福井地区】)で、これを受け、富山地区に再度開催のお願いをした後の回答は、下記の(【富山地区】2)です。
(3)これまでに依頼をしたのは、
・名古屋大学 馬場先生
・富山地区
・福井地区
・三重地区
・静岡地区
です。それぞれの回答を、ほぼ、いただいた順に、以下にお示しします。短くまとめた部分と補足した部分とあり、長くなってしまい恐縮ですが、目を通していただけると幸いです。(長くなってしまいましたので、読めない部分がある等は、ご連絡ください。)
内村先生、佐澤先生、不足している部分等ありましたら、補足などお願いします。
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【ご参考:中部支部 - 年会-討論会リスト】
1987年 第48回討論会 鳥羽
1990年 第39年会 名古屋
1994年 第55回討論会 富山大学
1998年 第47年会 岐阜大学
2001/06 - 第62回分析化学討論会 信州大学 野村俊明 実行委員長
2005/09 - 第54年会 - 名古屋大学 原口紘き 実行委員長
2008/05 - 第69回分析化学討論会 名古屋大学 平出正孝(名大院工)実行委員長
2011/09 - 第60年会 - 名古屋大学 関東支部主催(北川中部支部長)
2012/09 - 第61年会 - 金沢大学 - 早川和一 実行委員長
2016/05 - 第76回分析化学討論会 岐阜薬科大学 宇野文二 実行委員長
2020/09 - 第69年会 - 名古屋工業大学 大谷肇 実行委員長
【富山地区】1
分析化学討論会についてですが、2000年より前の討論会・年会の担当を見てみますと、
1994年 第55回分析化学討論会 富山大学
1998年 第47年会 岐阜大学
となっております。
これより前について私は分からなかったのですが、過去に静岡や三重で開催されてい
ないのであればそちらのほうでも検討したほうが良いのではとのご意見もいただいて
おり、北陸地区の方から栗原先生にお聞きしたほうが良いのではと考えております。
また、北陸で行う場合は順番を考えますと福井での開催をもう少し検討できないかと
のご意見も頂いております。
【福井地区】1
福井地区の先生方からご意見を頂戴しましたが、大変恐縮ながら、お引き受けすることは困難であるという結論に至りました。
ご意見の中で、これまでは宿泊施設の少なさから、討論会であっても福井での開催は議論されなかったとお聞きしました。
2023年についてはコロナの状況は不透明ですが、まずは対面開催の準備が必要かと思います。福井地区では現役の先生が少数であり、また討論会規模の行事を行うノウハウがございません。キャンパス毎ですと本当に少人数ずつしか在籍していないのが現状です。開催となると全体の運営に加え、キャンパスや地域特有の問題についても対応する必要があると思われますが、この人数ではすべてに責任を持って対応することは大変厳しい状況です。
また本部・支部の財務状況から、年会・討論会の収益は極めて重要かと思われますが、地方都市(の中でも福井は人口が最低レベルです)での開催ですと集客力の観点からも得策ではないと考えられます。
こうした点などから、福井地区で開催することは困難と判断いたしました
【三重地区】
三重大学の金子先生には、三重大学当局にご相談いただく等、かなりお時間をとっていただき、種々ご検討をいただきました。
金子先生は今年度4月から三重大学副学長にご就任され、大学の管理・運営にあたっておられて、現在工学部や研究室に携わっておられないとのことです。本件につきまして執行部に、討論会の開催のためにエフォートが割けないかご相談していただきましたが、執行部から仕事のエフォートを大学の管理・運営以外に割くことが認められなかったとのことです。
現在工学部と研究室については勝又先生(准教授)がお一人で携わっておられますが、勝又先生お一人で三重大学でお引き受けするのは、到底難しい状況とのことです。
【静岡地区】
静岡地区にて相談しまして、静岡地区にて引き受ける場合には、栗原が実行委員長を引き受けることを考えなければなりませんが,(私自身の説明をしなければならず申し訳ないのですが)私のところでは現在これまでずっと3名だった学部の化学の教員(有機化学,物理化学,無機分析の各教授)が完全に私1名だけになってしまい,中学高校理科教員免許・小学校教員免許・学部運営に関わる多数の講義、学生実験、各種役職の業務を1人でこなさなければならず,それだけでも手一杯の状況(現状でも役職の業務の一部がこなせていなく支障のある状況)で,実行委員長をお引き受けするのはかなり困難な状況です。教育学部は大学院修士もなくなり、院生もいない状況で、支部長の業務で卒研生の指導もしてあげられていなく、この状況が継続するのは物理的な時間的にも精神的にもダメージが大きい状況です。(現状でも犠牲にしている部分が大きく卒研生に訴えられかねない状況に、既にあります。)
県立大の轟木先生からも詳しいメールで状況説明をいただいていまして、「現在全学の図書館長(部局長として平時11種の会議への参加を求められています)と、学部の学生委員長、広報委員長、入試問題の科目責任者等を兼任しており、2年後も同様の状況が予想され(一部は2年後も担当決定)、4〜5月は薬学部の学生実習も担当していることから、準備時期の4〜5月は講義・実習に加え会議で殆どの日程が埋まってしまい、対面会議が復活すると事前準備や実行委員会の開催すら難しい状況に陥っていそうです。事務局や大学上層部との折衝が認められることも必要です。」とのことです。
静岡地区にてお引き受けするのは、申し訳ないのですがたいへん困難と言わざるを得ません。
【富山地区】2
討論会の件についてですが富山大学側からは、
・富山大学の教員数は5名であり福井とそれほど変わらず、十分な実施体制を構築することは厳しいです。
・北陸で引き受けるにしても富山は福井の次と考えています。
・福井市は県庁所在地なので、討論会は開催できるのではないか。
という意見が出ており、申し訳ないのですが富山で開催することは難しいとの結論になっております。
【福井地区】2
福井地区で開催が難しいのは、まずは率直に申し上げて教員数です。福井大は2名、福井県大は3名です。教員一人一人の忙しさは敢えて述べておりませんが、全ての先生が委員長職・複数の会議、学生実験等あろうかと思います。
本学の高橋先生と内村はそれぞれ単独で研究室を主催しています。大学内の教員数がこれだけ少人数ですと、討論会全般の対応に加え、大学での対応が必要となった時、研究室を運営しながら迅速に対応することが非常に厳しいということはご理解いただけるのではないかと思います。
(もちろん他大学の先生にお任せることもできません。)
また福井県大については、教員数に加え立地の問題があります。ご存じの通り周辺は田んぼで、私は車以外での交通手段を知りません。(福井での北陸地区講演会を毎回福井大が担当しているのも、交通アクセスを考慮しているためです。)
他にも理由はございますが、まずは前回の回答に加え、今回追加でコメントさせて頂きました。
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以上、お送り致します。
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栗原 誠 <Kurihara.Makoto @ shizuoka.ac.jp>
静岡大学教育学部 分析化学研究室
〒422-8529 静岡市駿河区大谷 836
TEL 054-238-4625, FAX 054-237-3354
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