「分析化学」研究懇談会特集号のご案内

2025年3月25日 更新
今年3月,日本分析化学会が発行してる査読付和文論文誌「分析化学」から,本研究懇談会とと共同で,「表示・起源分析技術の現在」と題した特集が発行されました。
このたび,本研究懇談会が「分析化学」編集委員会からのご依頼を受けて本特集号を企画し,「表示」と「起源」をテーマとした研究に関する論文の投稿を広く募集しました。 その結果,分析化学総説1報,報文3報,ノート1報,アナリティカルレポート2報の計7報の論文を掲載できる運びとなりました。 本研究懇談会は2014年に「分析化学」誌において「起源・履歴の分析化学」と題した特集号を刊行しております。 それから10年が経過した本特集号に掲載された論文は,食品や法科学資料に関する研究から,文化財の来歴に関する研究まで多岐に及び,利用されている分析手法も様々です。 まさしく,「表示」と「起源」に関する分析技術が,今日の安全・安心な社会の構築に様々な角度から役立てられていることを実感できる内容となっております。 本特集号が,分析化学技術の社会貢献を考えるきっかけになれば幸甚です。
最後に,玉稿をご投稿いただいた著者の皆さま,審査にご協力いただいた審査員の方々,そして「分析化学」編集委員会の皆さまに御礼申し上げます。
※当該特集号は4月以降にオンラインにて閲覧可能になる予定です。